エアコンの「冷房」と「除湿」では「除湿」のほうが「冷房」より電気代が高くなりますが「除湿」のほうが冷えすぎないので快適だと言われています。
実際に最初の1ヶ月は「冷房」2ヶ月目は「除湿」を24時間つけっぱなしで電気代と快適度を検証しましたのでその結果をまとめました。
結果を先に書くと、冷房を一ヶ月つけっぱなしにした「再熱除湿」のエアコンの電気代は5,200円でした、除湿を1ヶ月つけっぱなしにした電気代は6,400円となりました。
「弱冷房除湿タイプ」のエアコンで冷房を一ヶ月つけっぱなしにした電気代は4,300円で、除湿を1ヶ月つけっぱなしにした電気代は3,700円でした。
- 「再熱除湿タイプ」のエアコン「冷房運転」の電気代: 5,200円
- 「再熱除湿タイプ」のエアコン「除湿運転」の電気代: 6,400円
- 「弱冷房除湿タイプ」のエアコン「冷房運転」の電気代: 4,300円
- 「弱冷房除湿タイプ」のエアコン「除湿運転」の電気代: 3,700円
※100円以下は切り捨てで算出しています。
ちなみにうちのエアコンは「再熱除湿」のエアコンと「弱冷房除湿タイプ」のエアコンがありますが「弱冷房除湿タイプ」のエアコンだと除湿を使ったほうが電気代が安くなることが確認できました。
家庭用として設定してるエアコンはほぼほぼ100%「弱冷房除湿タイプ」のエアコンなはずです。業務用は「再熱除湿」のエアコンが多いです。オフィスや工場などで使っている大型のやつですね。
エアコンの「冷房」と「除湿」は「除湿」のほうが電気代が安い
冷房を一ヶ月つけっぱなしにした電気代は5200円でした、除湿を1ヶ月つけっぱなしにした電気代は6400円となりました。設定温度は28度にしていました。
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もう1台新し目のエアコンは一般的な「弱冷房除湿タイプ」のエアコンで冷房を一ヶ月つけっぱなしにした電気代は4300円で、除湿を1ヶ月つけっぱなしにした電気代は3700円でした。
設定温度は26度〜28度にしていました。
一般家庭のエアコンは「弱冷房除湿タイプ」のエアコンなので除湿を使ったほうが電気代は安くなります。
エアコンの電気代は簡易電力メーターをエアコンに接続して計測したので他の電化製品の消費電力は除外されているのでそれなり正確だと言えます。
実際に東京電力の資料を見ると、必ずしも冷房のほうが電気代が安くなるわけではなく、「弱冷房除湿タイプ」のエアコンの場合は冷房よりも安くなるみたいです。
実際に「再熱除湿タイプ」のエアコンの場合は、冷房よりも電気代は高くなりました。だいたいこちらの資料通りの結果です。
自分のうちのエアコンが「再熱除湿タイプ」のエアコンか「弱冷房除湿タイプ」のエアコンかは取り扱い説明書やメーカーホームページで確認できます。
出典:東京電力 「エアコンの「冷房」と「除湿」の上手な使い方」
エアコンの「除湿」は「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類がある
エアコンの除湿機能には2つの除湿タイプがあって「弱冷房除湿タイプ」のエアコンであれば「冷房」を使うよりも電気代は安くなります。
一般的な家庭用エアコンは「弱冷房除湿タイプ」なので除湿のほうが電気代が安くなることが多いでしょう。うちのは倒産した工場からもらってきた廃棄予定のエアコンを再設置して使っていますがこちらは「再熱除湿タイプ」のエアコンとなっていました。
この場合は冷房を使ったほうがいいということになります。
エアコンの「冷房」と「除湿」の電気代を安くする方法
エアコンの電気代を安くするには、冷房運転、除湿運転を使うのに関係なく、扇風機と併用する。エアコンの室外機周りにものをおかずに空間を設けておくことで電気代が安くなります。
エアコンの冷房と除湿の使い分け
エアコンの冷房と除湿の使い分けは簡単で、除湿もしつつ室温も下げたい場合は冷房を使い、室温をそんなに下げたくないけど除湿をして節電も考えたい場合は除湿を使うのがベストな使い方です。
電気代節約のために除湿機能を使う場合は、一度使用しているエアコンが「再熱除湿タイプ」のエアコンか「弱冷房除湿タイプ」のエアコンかは取り扱い説明書やメーカーホームページで確認することが重要です。
「弱冷房除湿タイプ」のエアコンであれば「除湿」を使ったほうが大幅に電気代を節約できます。
「再熱除湿タイプ」のエアコンであれば「冷房」を使ったほうが電気代を節約できます。