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成果主義は従業員にとってデメリットでしかない理由

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私は何度か転職をしていますが、成果主義の会社も数社経験しています。成果主義は経営者にとってメリットであるが従業員にとって評判が悪くデメリットしかないシステムになっています。評価側位にいたので少し実態を書いてみます。

 

経営者はなぜ成果主義が好きか

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成果主義は経営者が決めた成果基準に対して結果が出なかったら給料を下げられるシステムになっています。従業員は成果が上がれば給料は上がると思ってしまいがちですが、経営者の認識は真逆で成果を出していない人に対して罰として給与を下げるシステムになっているので成果主義は好まれます。すべては従業員のモチベーションをあげながら給料を下げる目的としてなっていることに従業員には説明しません。

 

従業員は経営者に騙されている

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上でも書きましたが、成果主義の落とし穴は従業員は成果を出せば給料があがるシステムと思っていること。成果基準を決めるのは経営者であるため、従業員は手の上で都合の良い評価になるように転がされているだけの状態である。私が5年務めた某大手メーカーのF社本体もそうでした。成果主義は人件費を下げるために導入されるシステムであることを理解しておいて欲しい。見せしめのために一部の人の評価を上げ成果主義が従業員のためのシステムであることを示し、ほとんどの人はマイナス評価で給料が年々低下するというのが現実です。成果主義の企業では、多くの場合、数字に表れる実績がそれぞれの社員の成果として評価対象になるので自分の数字にするために奪い合いが起きます。仲間の足を引っ張って、自分が上へ行こうとするメンバーも現れ、足の引っ張り合いから部署や会社の業績がアップすることはありません。チームワークが軽視され中には無視する社員も出てくるので職場や会社全体の雰囲気が悪化します。これらが成果主義の大きなデメリットになります。

 

さいごに

評価主義は数値基準といえど、現実は上司に気に入られたから評価されて出世するなどのいう現状が多くあります。成果主義は部下よりも自分の成果を追求するため、仕事を部下に伝授するような時間・労力を割く余裕が従業員になくなり、人材育成が疎かになる傾向があります。成果を上げれば、成果を上げていない上司を無能呼ばわりしても良いということも生まれる可能性もあります。転職や会社選びをする際にはその会社の評価制度をちゃんと知った上で入社を決意していただければ公開する会社生活を送ることがなくなるのではないかなと私は思います。私は今まで成果主義の会社を選んでよかったと思ったことは無いので皆様にも知っておいて欲しかったのです。

 

成果主義の真実

 

 

いじょうー!皆様の人生のためになりましたら幸いです。

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