コスパ最強で大人気のiBasso DX160はSHARP製フルHD液晶画面の供給ができなくなり一時販売停止となっていましたが、大きく3箇所変更されて2020年版として再販されます。
iBasso DX160 2020年版の変更点は「1. FHD SHARP製からFHD JDI製液晶パネルに変更」「2. 3.5mmイヤホンジャックがCTIA対応となりマイク内蔵4極イヤホンに対応」「3. バッファが新しくなりより高出力に改良」となります。
3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスのデュアルポート、Bluetooth 5.0対応、デュアルCS43198チップ、Android 8.1搭載、コーデックはLDAC、aptX対応、MQA形式の高音質なストリーミング対応、13時間可能な3200mAhで、USB PDやQuick Charge 2.0/3.0にて高速充電対応おなどの今までの無印DX160と基本機能は同じです。
1.5時間で充電が完了し、最大13時間の再生が可能なのも同じです。
3.5mmシングルエンド出力、4.4mmバランス出力、どちらでもDual DACが駆動する仕様も変わっていません。
iBasso DX160が2020年版として再販されます!
コスパ最強で大人気のiBasso DX160はSHARP製フルHD液晶画面の供給ができなくなり一時販売停止となっていましたが、大きく3箇所変更されて2020年版として再販されます。
iBasso DX160 2020年版の変更点
iBasso DX160 2020年版の変更点は以下の3つです。
- FHD SHARP製からFHD JDI製液晶パネルに変更
- 3.5mmイヤホンジャックがCTIA対応となりマイク内蔵4極イヤホンに対応
- バッファが新しくなりより高出力に改良
【変更点1】FHD SHARP製からFHD JDI製液晶パネルに変更
iBasso DX160は2020/01/07に販売代理店のMUSINから以下のようなアナウンスがされて、一時販売が停止していました。
iBasso DX160はハイコスパDAPで人気だったため各販売店の在庫も一瞬で売り切れとなり入手困難になっていましたが、今回2020年版として再販されます。
>>iBasso DX160 ver2019とver2020のディスプレイを比較しました。
FHD JDI製(ジャパンディスプレイ)液晶パネルはFHD SHARP製液晶パネルと比べて、視野角が広くなり、明るさとコントラストが上がるため、グレードアップという発表がされています。
Display panel manufacturer change: Resolution and size remain seemingly unchanged from the 5-Inch 1080p LCD by Sharp, now to a 5-Inch 1080p LCD by JDI (Japan Display Inc). Brightness and contrast have not been specified.
このあたりは本当にグレードアップになっているのかを実物を見て比較してみないとわからないと思います。
iBasso Audio DX160の製造についてのご案内
2020-01-07 16:20
平素より弊社取扱い製品をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
iBasso製ミュージックプレイヤー「iBasso Audio DX160」の今後の販売につきまして情報の不足がお客様への混乱を与えてしまうと判断しましたため、ご案内をさせて頂きます。現在、DX160の製造を今後継続して行うために必須の部品「Sharp社製 Full HD スクリーン」の調達に問題が発生したため、今後の製造にはJDI社製の同規格スクリーンを用いることとなりました。このスクリーンは既に発注を完了し、工場への納品をもって製品の製造に使用される予定となっております。
そのため、弊社では現在の仕様のDX160については日本国内での販売を一旦終了とさせて頂く運びとなりました。既発のDX160の保証や修理、ファームウェアの更新などといったユーザーサポートに関しましては継続して行ってまいりますので、よろしくお願いいたします。
この度はお客様に混乱を与えてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
深くお詫び申し上げます。
【変更点2】3.5mmイヤホンジャックがCTIA対応となりマイク内蔵4極イヤホンに対応
3.5mmイヤホンジャックはCTIA対応となり、マイク内蔵イヤホンに対応するようになりました。
今まではマイク付きの3.5mm 4極端子を挿すと片チャネルが出ないという問題がありましたが、 日本のスマホやDAPで標準で搭載されているCTIAに変更されるので3.5mm 4極端子が普通に使えるようになりました。
The 3.5mm output has been changed to a CTIA standard 3.5mm output meaning that headphone cables with microphones built-in are now supported.
【変更点3】バッファが新しくなりより高出力に改良
iBasso DX160は高出力ハイパワーのDAPで高出力を実現するために出力部にバッファというものが搭載されています。
今までのiBasso DX160でも高スルーレート、高電流出力でしたが、iBasso DX160 2020年版はより高いスルーレート、より広い帯域幅、より高い電流出力にアップグレードされます。
Changes to the buffer include a higher slew rate, wider bandwidth, and a higher current output, resulting in higher power output.
iBasso DX160 2020年版の仕様・スペック
- モデル:iBasso DX160 Audio
- カラー:ブラック、ブルー、レッド、シルバー
- 素材:アルミニウム合金
- デュアルCirrus Logics DACチップ、CS43198
- 5.0インチ ジャパンディスプレイ製 1080p Sharpフルスクリーンディスプレイ
- システム:Android 8.1
- メモリ2GB オクタコアARM CPU
- ストレージ容量32GB(外部メモリとして最大2TBMicroSDカードにも対応)
- コネクタ:Type-C
- Wifi:80 2.11 b / g / n / ac(2.4Ghz / 5Ghz)
- Bluetooth 5.0
- サイズ:113mm * 69mm * 15mm
- 重さ:178g
- 対応オーディオ形式:MQA、APE、FLAC、WAV、WMA、AAC、ALAC、AIFF、〇GG、MP3、DFF、DSF、DXD、DST、CUE、ISO、M3U、M3U8
- 3.5mmイヤホン出力レベル: 出力電圧:3.2Vrms 周波数応答:10Hz 〜40kHz +/- 0,15dB S/N比:125dB THD + N:0.0004%(無負荷、2Vrms)、0,0007%(32fi負荷、2Vrms)クロストーク:-115dB
- 4.4mmイヤホン出力レベル: 出力電圧:6.4Vrms 周波数応答:10Hz 〜40kHz +/- 0,15dB S/N比:130dB THD + N:0.00022%(無負荷、3Vrms)、0.00022%(320負荷、3Vrms)クロストーク:-125dB
iBasso DX160 2020年版の発売日
iBasso DX160 2020年版の販売は黒が最初に販売されて、その後に、赤、青、シルバーのカラーモデルが販売されます。
- 黒は2020年3月31日に販売、順次発送されます。
- 他の色は4月11日以降に販売、順次発送されます。
Pre-orders for the 2020 variant begin on March 20th until April 10th. The first batch will only be included in black. The other colors will be available on April 10th.
iBasso DX160 2020年版のカラーは?
iBasso DX160 2020年版のカラーは黒、赤、青、シルバーの4色展開となり今までの無印DX160と同じカラー展開になります。
iBasso DX160 2020年版の販売価格
iBasso DX160 2020年版の販売価格は前モデルの無印DX160と変わらない価格($399.99)で販売されます。
気になる部分は新しく変更されたバッファによってどれくらい音質が変わっているのかではないでしょうか。
このあたりは実際にe-イヤホンなどの店頭で聴き比べてみてみてまた感想として書こうと思っています。