賞味期限のレトルトおかゆパックって何年まで過ぎていても食べられるのが気になるかと思おいます。今回は人柱となり実際に2年と3年過ぎたおかゆを実際に食べてみました。
賞味期限のレトルトパックを実際に食べてお腹を壊した、食中毒になった、あたった、嘔吐したなど実際にどうなったのかまとめてみました。
このレトルトパックは近所の高齢の方の不要物のゴミ捨てを手伝った時に頂いたものです。捨てる予定だったものを今回の検証用にもらってきました。
賞味期限切れのレトルトパックのおかゆ
こちらが今回検証した賞味期限が切れたレトルトおかゆパックです。
どちらも賞味期限前に食べていたときはとても美味しいおかゆです。
- 梅おかゆパックの賞味期限: 2019年12月11日
- 卵おかゆパックの賞味期限: 2020年1月2日
まずは賞味期限が3年切れたレトルトおかゆパックを実食
まずは賞味期限から3年過ぎたお粥レトルトパックを開封して食べてみました。
開封した瞬間の見た目は賞味期限内の時と比べて若干黄色いです。
あと酸っぱい匂いがしますがこれは梅おかゆによる酸っぱさのか
賞味期限切れから来る酸っぱい匂いなのかはわかりませんがなんかやばい感じです。
電子レンジで温めて食べてみました。
結果は、酸っぱいけどそんなにやばい感じではないです。
明らかに腐っているものは人間胃に入れると気持ちが悪くなったり嘔吐したりすのですがそれはありません。
味は賞味期限内の時と比べて酸っぱさがかなり強いので美味しくはないですね。
賞味期限が2年切れたレトルトおかゆパックを実食
続いて賞味期限から2年過ぎたお粥レトルトパックを開封して食べてみました。
こちらは卵おかゆなので、梅よりも心配です。
梅ってだいたい弁当に入っていると思うのですがあれは腐るのを防止できるからみたいです。
卵はそのような抗菌機能などはないのでドキドキです。
明けてみると賞味期限から3年過ぎた梅お粥レトルトパックと比べてすっぱい匂いは全くしません。これは大丈夫そうです。
実際に温めて食べてみると、特に問題なく美味しくいただくことができました。
実際に賞味期限が2年切れているというのは全くわからない普通のおかゆです。
通常レトルトパックの賞味期限は製造後1年の賞味期限
通常、カレーやシチュー、パスタソースなどのアルミを材料としたレトルトパックの賞味期限は製造後1年とされています。
賞味期限とはあくまで未開封の状態で記載どおりの保管方法で保管していた場合に「おいしく食べることができる期間」です。
間違えやすい消費期限と賞味期限
賞味期限と間違いやすいものに消費期限というものがあります。
賞味期限とはあくまで未開封の状態で記載どおりの保管方法で保管していた場合に「おいしく食べることができる期間」ですが、
消費期限は表記されている「年月日」まで「安全に食べることのできる」期限になります。※1
消費期限が記載されていないものが多いですが、消費期限が記載されているものは、パン、弁当、生菓子、サンドイッチなどの生物であることが多いです。
ようは痛みやすく日持ちしないものに消費期限が記載されているということですね。
ただメーカーも安全マージンを見込んで賞味期限を設定しているはずなので賞味期限を過ぎてすぐに食べられなくなるというわけではありません。
レトルトパックや缶詰を開封したら賞味期限や消費期限に関係なくできるだけ早く食べる
レトルトパックや缶詰に記載されている賞味期限や消費期限はあくまで未開封である場合に年月日で開封した場合は賞味期限や消費期限は無効になります。
レトルトパックや缶詰を開封すると空気中のカビや細菌にふれるため数日で腐ってしまいます。
レトルトカレーは賞味期限5年過ぎてても普通に美味くて偉大だ
— ネゴシ (@negoshi_negoshi) May 11, 2020
賞味期限切れ1年以上のカレーの缶詰を食べたが、特に異常は無い。
— 根本尚 (@satsuroku) July 1, 2015
職場から貰ってきた賞味期限切れの缶詰食べたけどやたら味が薄いだけで普通だった
— 光流 (@hikaru4256) August 21, 2019
レトルトパックや缶詰の正しい保管方法
直射日光の当たらない、高温にならない温度変化や湿気の少ない場所涼しい場所(15~25℃)に置いておくのが正しい保管方法です。
高温高圧で加熱殺菌されていますので、開封しなければ常温で長期間保存できる食品。
パックご飯の賞味期限切れ
メーカによって多少違いますがパックご飯の賞味期限は、製造日から約1年となっています。
パックご飯は未開封であれば賞味期限切れ2~3カ月ほどは食べても大丈夫です。
缶詰は賞味期限を何年過ぎていても未開封なら普通に食べられる
通常海鮮系の缶詰の賞味期限は以下のとおりですが、未開封であれば賞味期限に関係なく何年経過していても普通に食べられる優秀な保存食品です。
- ツナ缶の賞味期限: 2~3年
- サバ缶の賞味期限: 2~3年
- サンマ缶の賞味期限: 2~3年
- イワシ缶の賞味期限: 2~3年
- サケ缶の賞味期限: 2~3年
まとめ:賞味期限や賞味期限を過ぎたものは食べないほうがいい
今回、賞味期限から2年と3年過ぎたおかゆを実際に食べてみました。
実際に3年過ぎたものはやばい感じがしましたが食後数日たった現在でも腹痛や下痢にはなっていません。ただ明らかに味は酸っぱかったのでお薦めはできません。
当サイトの意見としてはレトルトパックは賞味期限から2年経過したものは大丈夫だけど3年経過したものは危険なので食べないほうがいいという結論になりました。
食中毒や食あたり、腸炎などを経験するとわかるのですがそれはもう当たると辛いです。一晩中履き続け体力は削ぎ落とされ水を飲んでもすぐに吐くので嘔吐恐怖症みたいなものになります。特に海鮮ものはあたった時のダメージはかなり大きいので気をつけてくださいね。