パスワードや暗証番号は正規ユーザーを確認するには簡単で便利な方法ですが、予測されやすいものを利用していると他人に破られたり、預金を引き出されたり、ハッキングされたりと危険です。SplashDataが今年の「最悪パスワードランキング」を公表しましたので紹介します。
あなたの利用してるパスワードはこのリストの中に入っていたら早急に変更されることをオススメします。
最も危険なパスワードランキング25
1 123456
2 password
3 12345
4 12345678
5 qwerty
6 1234567890
7 1234
8 baseball
9 dragon
10 football
11 1234567
12 monkey
13 letmein
14 abc123
15 111111
16 mustang
17 access
18 shadow
19 master
20 michael
21 superman
22 696969
23 123123
24 batman
25 trustno1
同じパスワードを使いまわさない
複数サイトや複数のサービスで同じパスワードを使い回すことは危険です。万が一、ひとつのウェブサービスからメールアドレスとパスワードが流出してしまった場合は、他のウェブサービスへ不正アクセスされる可能性があります。
たとえば、あるサービスからID(メールアドレスも含む)とパスワードが流出したとすると、そのIDとパスワードを使って、情報が漏れたサービス以外のショッピングサイトやSNSなどへもログインができるを試行されます。
もし認証が通ってしまったら、不正に利用される可能性もあります。
LINE乗っ取りがありましたらが正しくこの使い回しによって起こった事件です。
第三者によるウェブサービスへの不正アクセスが成功すると、IDとパスワードだけでなく住所、氏名、電話番号、勤務先等の個人情報まで知られてしまいます。
このような脅威から逃れるために複数のサービスで同じパスワードを使いまわさずにそれぞれ違うものを使うことをお勧めします。
紙に書いて、カギのかかる場所に保管する
原始的ですが、たくさんのパスワードを使うときには、覚えきれなくて忘れてしまうことも多くなるので、どこかに書いて残しておくことを考えたいところです。
そこで、物理的な安全性を考えて、紙に書いて、金庫やロッカーなどカギのかかる場所に保管することをよいでしょう。
情報流出があったら、すぐにパスワードを変更する
どこかのサービスで情報流出があれば使い回しているサービスのパスワードはすべて変更することをオススメします。
これで流出した同じメールアドレスとパスワードで他のサービスにログインされてしまうことはなくなります。
本当は使いまわさないのがいいので、サービスごとにパスワードを決めて管理しましょう。
いじょうー!皆様のセキュリティ意識向上のためになりましたら幸いです。
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