ギリシャでは、携帯電話の料金が払えないという人も出てきたため、携帯会社は急きょ1週間、携帯の料金をすべて無料にすると発表しました。首都アテネ市内の地下鉄は6月末から無料となった。預金の引き出しが制限され、現金で切符を買えない事態が想定されるからだ。事実上の債務不 履行に陥っているギリシャでは、銀行からの現金の引き出しに制限が掛けられ、国民の間に不満が広がっています。この対策の一つとして、政府はバス代や電車代のほか高速道路の通行料の無料化を発表しています。
今ギリシャの状況
ギリシャでは銀行が営業を停止し、経済活動がストップしています。Blog of Mobileによると、Cosmote Mobile Telecommunications、Vodafone Greece、WIND Hellas Telecommunicationsの3社が、条件付きで料金の無料化を発表しました。
裏には何があるのか
困窮する国民の生活を助けるのが大義名分だが、世論を誘導して5日の国民投票で有利な結果につなげたいチプラス政権の意向が色濃く反映されているとの見方があります。
日本への影響は
ギリシャ債務の大半はIMFや欧州中央銀行(ECB)などの公的機関が保有しており、現時点では実際にデフォルトになっても周辺国への直接的な影響は限定 的とみられる。今後の進展次第で欧州市場が混乱する可能性もあるが、今のところ日本への影響は少なそう。ギリシャ問題自体の世界的なマーケットへの影響は、いろいろなところで言われているように限定的ではないかなと思います。
国民はみな家族!いじょうー!皆様のためになりましたら幸いです。