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パナソニックのLet’snoteのバッテリーが発火して炎上しそうになった話

こんにちは、こんばんは最近は雨が多いですが体調を崩されたりしていませんか?雨の日は昔負傷をした体の節々がうずき辛いです。微熱も上がります。

さて、今回は嫁が愛用しているパナソニックのLet’snote(レッツノート)CF-B11のバッテリーが突然150度を超える温度に発熱し、炎上しそうになりバッテリーを取り外しても約8時間も発熱し続けて危険を感じたので記事にしていました。

パナソニックのLet’snote(レッツノート)のバッテリーは過去に発火し火災になる不良がありリコールになっているという事件があります。

パナソニックのLet’snoteのCF-B11のバッテリーが発熱して炎上しそうになった

今回、バッテリーが突然100度を超える温度に発熱し、炎上しそうになった機種はCF-B11という15.6型ワイド(16:9)の液晶を搭載したレッツノートの最大サイズのノートパソコンです。

嫁がwebデザイナなので仕事用に愛用しているパソコンですが、突然パリパリという音を立てながら触れないくらいの高温になって足を少しやけどしたそうです。

病院ではやけどの跡は少し残ると言われたみたいです。

異常な温度だったので発火してもいい石畳みの上に移動させて様子を見ました。

問題のバッテリーはCF-VZSU69JSという型番でリコールの対象になっているか調べましたが対象外でした。しかし、リコール対象となっているバッテリーに近い型番で、同様の問題を抱えているがメーカーが認めていないものだと思われます。

メーカーはリコールなんという無料交換プログラムをすると赤字になるためできればしたくないスタンスです。大事件となってやっと仕方なく動き出します。

この発熱し、炎上しそうになったバッテリーは放熱の良い石畳の上においてすこし温度が下がった状態で約150度でした。

とても正常な状態とは思えないのですが、パナソニックのバッテリーパック交換受付コールセンター(0120-870-163)の担当者によると

「正常で問題ない」「そのまま使っても良い」と言われたので「煙が出て炎上する様子をYouTubeとブログ、SNSにアップロードしても問題がないか」と確認したところ拒否されました。

これによると、パナソニックのLet’snote(レッツノート)のバッテリーは温度150度までの発熱は正常ということをメーカーが認めたことになります。

バッテリーには内部抵抗があるので電流を流せば発熱をするのはわかりますが150度は異常だと思います。

会話はすべて録音してありますのでじっさいのやり取りを聞きたい方には提供します。

パナソニックのLet’s noteにはバッテリーリコールの無料交換が実施されている

以下がパナソニックのレッツノートのリコールによるバッテリー交換プログラムの内容です。

ノートパソコン用バッテリーパック交換・回収プログラムの公式情報(パナソニック)

 

CF-VZSU69JSはこのノートパソコン用バッテリーパック交換・回収の対象から外れていましたが同じ問題があると思われます。

もしバッグの中で発熱して発火したら・・・寝ている時に発火したら家を全焼させたり新幹線や飛行機の中であれば運行停止などの大問題に発展していたと思われます。

今回の炎上しそうになったレッツノートのバッテリーは交換の対象外

パナソニックのバッテリーパック交換受付コールセンター(0120-870-163)の担当者によると同様の症状がでている、リコール対象となっているバッテリーの型番と近い型番であっても交換の対象外と言われました。

対象機種 対象バッテリーパックの品番 対象製造期間 (*1) 対象個数 (*2)
CF-SXシリーズ
CF-NXシリーズ
CF-VZSU75JS 2012年2月~2012年5月
2012年9月~2012年12月
2013年2月~2013年3月
2014年1月~2014年2月
141,726個
CF-VZSU76JS
CF-VZSU78JS
CF-VZSU79JS
CF-S10シリーズ
CF-N10シリーズ
CF-VZSU61AJS 2013年12月
2014年2月
293個
合計 142,019個

 

おそらくバッテリーパックの1セルがショートしている

私は電気回路設計もやっていたので、予測にはなりますが原因はだいたいわかります。

このバッテリーの電圧は10.8Vでリチウムイオンバッテリーの電圧は定格電圧3.7Vなので直並列の6本構成で10.8Vを生成しています。

パナソニックのバッテリーパックに使われているリチウムイオンバッテリーのバッテリーのセルには保護回路がない生バッテリーが使われていますので、1つのセルに不具合が発生してもハーフショートなどのそれなりにセル電圧が発生する状態であれば電回路側で正常と認識されるためそのまま通電されます。

しかし、問題があるバッテリーセルには電圧はかかり続けるので発熱、炎上します。

今回はすぐに気がついてバッテリーを放熱したので炎症しませんでしたが異常な温度だったので使うと間違いなく発火すると思われます。

今はデータが入っているので炎上するまで様子見をしませんでしたが近いうちにデーターをバックアップしてから炎症するまで通電し、このブログ、YouTube、TwitterとFacebookに発煙、発火、炎上する様子をアップロードする予定です。

年式の古いパナソニックのLet’s noteのバッテリーの運用は要注意

パナソニックは本体価格が高いだけあって使用されている電子部品にはちゃんとした耐久性のあるものが使われています。そのため平気で5年、10年と持ちますので古いレッツノートを使っている方はバッテリーをつけっぱなしでのAC給電使用などには注意して下さい。

レッツノートシリーズはバッテリーを取り外してもAC給電だけで駆動できるので外出先で使わない時はバッテリーは常に取り外しておくのがおすすめです。

すべては、あなたの家族や大切な人を事故に巻き込まないために大切です。

また、リコール対象外のバッテリーで同様の症状が出てもパナソニックのバッテリーパック交換受付コールセンターでは無料交換の対象にならないので修理などに出しても診断料、

修理代+交換修理部品代がかかるので自分でバッテリーだけ購入して交換するのが一番コストが安くなる方法です。

 

いじょう!この内容があなたのお役にたてば幸いです。

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