※お決まりですが、ここで記載している情報はすべて夢の中の話です。tamezatu.com_CardTool対策版や角煮CardToolなどは存在しませんし現実に改造や書き換えなどは一切行っていません。
半年に1回ほど有料チャネルのCS1/CS2/e2/スターチャンネル(wowow)などのkwが更新され、改造B-CAS対策が取られています。
とられた対策を理解して手を加えるには、まずB-CASカードの仕組みを知る必要があります。
km、kw、EMM、カードの識別IDとは何かを知って内容を理解しておけばB-CASカードIDなどの関係のない部分を書き替えてしまうという失態を防ぐことができますし探す情報がしぼれます。
また対象となるB-CASカードがバックドア有りのカードなのかバックドア無しのカードなのかも事前に知っておく必要があります。
バックドア有りのカードの場合は問題ありませんが、バックドア有りのカードの場合は追加でもう1つ手順を踏まないといけません。
B-CASカードの仕組み
B-CASカードにはカードを識別するIDとマスターキー（KM）、暗号化されたEMM（ワークキー（KW）や契約期限情報などの情報が含まれています。
wowowなどの有料放送を契約すると契約したカードID宛に、EMM暗号を解くための契約した番組のkm（カード固有のマスターキー）がEMM(電波で配信されてくる）で届き書き換えられます。
ECM暗号化されている映像を複合するには、Kw（ワークキー）を使ってKs（スクランブル解除キー）を取り出します。
Ks（スクランブル解除キー）によって通常見れない暗号化された映像が複合できるようになるので有料チャネルが視聴できるようになります。
重要なのは、バックドア無しのカードの場合は「km（カード固有のマスターキー）」「Kw（ワークキー）」が暗号化されている有料チャネルの視聴には必須で、
バックドア有りのカードの場合は「Kw（ワークキー）」が必須になります。バックドア有りのカードは暗号化映像を複合するのに「km（カード固有のマスターキー）」は不要です。
毒電波はテレビの電源を切っていても自動的に受信されてB-CASカードを書き換えます。番組を視聴するにはテレビの電源をいれるしかなくこちらの毒電波によってB-CASカードの内容が勝手に書き換えられることを防ぐことは不可能です。
処理の流れ
KM(EMM暗号解除) → KW(ECM暗号を解除)KSを取り出す → KSを使い番組を映す
STEP1
KMを使い、EMMの暗号化を解いてKWを取り出す。
STEP2
取り出したKWを使い、ECMの暗号化を解いてKSを取り出します。
STEP3
KSを使い、映像や音声などの暗号化を解いて映像を写します。
新Kw(ワークキー)配信とはなにか
B-CASカードはすでに解析されて不正視聴されていることが放送局側もわかっているため、放送局側はオリンピックやサッカーなどの大きなイベントがある前に新しいKw(ワークキー)をEMMに乗せて対象B-CASカード向けに公共の電波を使って配信します。
正規契約者は新しいKwがわかっているので問題なく視聴できますが、正規契約者出ない場合は新しいKwを持っていないのでECMが複合できず映像信号を複合するためのKs(スクランブルキー)が手に入らないため視聴できないという仕組みになっています。
wowowが何をやったのか
不正視聴対策をするためには、KMかKWを書き換えて、KSを取り出させなくするしかありません。KMを書き換えるためには、カードを交換するしか方法がなく、莫大な費用がかかるため現実的ではありません。
今回wowowとった不正視聴対策はＫＷを書き換えるというもの。契約者には、３０分以上視聴するようにアナウンスをして新しいKWを送っていました。
もちろん新しいKW（これを毒電波という）は、正規契約のカードIDのB-CASにのみ送られているので不正改ざんされたB-CASは新しいKWに書き換えられません。
よって不正B-CASカードの古いKWでは、KSを取り出すことができないので、スクランブルを解除できないので「視聴できません表示」が出る仕組みです。
次の項目で記載していますが正規のカードのkwはちゃんと更新されているのでこのKWを解析し古いKWを持っているカードを書き換えればいいという事になります。
簡単ですね笑
有料チャネルを契約するとB-CASカードには何が起こっているのか
例えば、有料チャネルのスカパーのwowowシネマを契約したとします。
有料チャネルを契約する場合は、有料チャネルを配信している会社に対して視聴したいテレビに挿入あれているB-CASカードのIDを伝えます。
有料チャネルを配信している会社はそのB-CASカードのID宛にEMMを配信します。
EMMには有料チャネルのECM暗号化されている映像を複合するために必須となるKw（ワークキー）を有効期限付きで配信します。
また、解約した場合は、B-CASカードのID宛にEMMが一定期間配信されて暗号映像を複合するのに必須である無効化されたKw（ワークキー）がB-CASカードに書き込みがされるため、暗号化された映像情報であるECSの暗号化を解けなくなり映像が視聴できなくなります。
2038年化ツールは何をしていたのか
ここまで読めばお分かりかと思いますが、正規契約のカードIDに送られたkwに書換えを行っています。バイナリエディタなどで、kwを新しいものに書き換えれば、再び不正視聴できるようになる仕組みです。
使い方を解説したブログの管理者などが逮捕されているので、当サイトも詳しく記載することはしていません。というよりすべて夢の中の話なのでB-CASカード書換えも行っていませんし夢から覚めたら一切覚えていません。
2038年化ツールで出回っていたexeファイルは該当のkwを自動で書換えていました。
今は今回の対策に対応したツールがないので、本体を書き換えるCardTool自体をバイナリで手動書き替えしてカードのkwを書き換える情報を修正するという方法を取る必要があるというだけです。
一様おきまりのやつ笑 今回はすべて夢のなかの話なので現実ではカードは書換えていませんしすべて頭のなかでやった夢の話です。こちらの内容を実施して失敗しても一切責任はとれませんしB-CASカードの書換えや改造は犯罪です、違法行為で罰せられます。
絶対にしてはいけません。このブログでは最近のテレビ技術を話題を取り上げているだけで違法行為を勧めているわけではありません。興味本位であってもB-CASカードの改造はしてはいけません。
最近のB-CASカードは改造対策がされている
B-CASカードの改造が話題なってから新しいB-CASカードには改造対策さがれているため書換えができません。
対策前の中古屋やジャンクのテレビをさがして見つける方法しか無いのが現状です。
ただし、そのような場所でカードの番号を控えていたりすると引っ張られる可能性があるので注意が必要です。そのようなことで人生を無駄にして欲しくないだけです。
くどいようですがカードの書換えや改造は犯罪です、違法行為で罰せられます。
B-CASカードリーダライタは予め買っておくべき
家にはリーダ・ライタは4台あるのですがSCR3310とACR39-NTTComを 愛用しています。
玄人志向のは10回も使わずにこわれた・・・。どっちも確実に読み書きでき信頼できるリーダライタなので自信をもってオススメできます。
かなり人気のためけっこうな頻度で売り切れるので他にも使っている人は多いはず。
今後定期的に書換える必要が出てくるので予備も含めて違う機種を２台くらい買っておくといいと思います。見た時に買っておかないとすぐ売り切れて使いたいときに半月待たなきゃってことになります。確定申告にも使っています。というか名目上確定申告のために購入しています。
書き換えに使うカードリーダライターと変換アダプタ
どのカードリーダーライターでも問題ないですが当方で動作確認ができているのは下記の２つ。
SCR3310とACR39-NTTComを愛用しています。
どちらも確実に読み書きでき信頼できるリーダライタなので自信をもってオススメできます。
名目上、確定申告で使うので「確定申告をするために購入した」ということでいいです。
最近はmini B-CASのみ対応のテレビも多いのでその場合は変換アダプタがないと書き換えもできないため必須になります。
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改造B-CASカードを使わなくても有料放送を視聴する方法もまとめています。
初心者でも簡単に実施できます。
バイナリエディタでの書き換え方法
合わせてkwの更新情報についても知っておいて欲しいです。
いじょうー！皆様のためになりましたら幸いです。
