NTT東日本が公衆電話ボックスを無線LAN「Wi―Fi(ワイファイ)」の設置場所として、3/4から地方自治体や観光協会などに貸し出すと発表しました。目的は、赤字続きの電話ボックスの有効活用を図るために行うとのことです。
NTT東によると、関東地域の複数の自治体から要望が来ていて「ビルへの設置が不可能な場合に、公衆電話ボックスが利用できればワイファイ整備に役立つ」(営業推進部)とのこと。本当の目的は不明ですが・・。@Zakki的には電話ボックスの撤去費用と維持費がかかるので違う場所から資金を調達して延命処置を図るように見えます。
公衆電話ボックスWi-Fiスポット
NTT東のエリアには1999年度末時点で約35万7000台あった公衆電話ボックスが、2014年度末には約8万8000台と4分の1以下になっているようで電話ボックスが急速に減っているようです。
NTT東日本は、Wi-Fi環境の整備促進等に努めているところですが、自治体等が提供するWi-Fi設備の屋外設置場所を確保するため、2016年3月4日より公衆電話ボックスの一部スペースを有料で貸し出します。
1.貸し出し内容
対象 | NTT東日本エリアの公衆電話ボックスの一部スペース
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提供エリア | NTT東日本エリア(新潟県、長野県、山梨県、神奈川県以東の17都道県) |
2.貸し出し開始日
2016年3月4日(金)
3.貸し出し条件等
- 自治体等が主導して設置する公共性の高いWi-Fiアンテナ等の設置に限ります
- 土地所有者から設置許可が得られない場合等、条件によりお貸しできない場合もあります
- 貸し出し料金は、設置場所・設置機器等によって異なります
都道府県や市町村といった自治体が、NTT東日本に対価を支払い、電話ボックスにアンテナを取り付け、観光客や住民向けにWi-Fiを整備をおっこない、整備されればスマートフォンを持ってそばに近づくだけで月々のデータ通信量や格安SIMの高速データ通信料の上限などを気にせずネットを使えるかもしれませんね。
ただ、バックボーンの回線がISDNでないのかが心配なところです。
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