サービス残業代の未払いは必ずもらうべき！請求手順まとめ

ども@Zakkiです。

私は転職を数回しているいうことをいろいろな記事で書いていますが、会社によってはサービス残業を夜中までさせられまだ終わってないの？くらいの対応で腹がたった会社にはかならず残業代を請求しています。

実際、そのような会社は早々に退職しましたが、退職後にサービス残業分が多かった場合は請求をして徴収というより支払われる権利がありますので取り返すべきです。

残業代を払わない会社はいくら円満退社をしても敵だと思うくらいの気持ちで断固たる姿勢で戦って欲しいのです。

たぶんこのような情報はあまり無い（こんな情報を提供するのはため雑！くらいでしょう笑）ですし皆さんには泣きを見てほしくないので残業代の未払い分を取り戻す方法をまとめておきます。実際に労働監督署に行ってから振り込んでもらうまで2〜3週間で片付きます。

なので必ず請求して欲しいのです。

前提条件
まずは労働基準監督署へ
1. 内容証明の内容
振込されるまで

前提条件

・会社を退職していること

　→働いていても請求はできますが上司から嫌がらせを受けることになります。

　　一番良いタイミングは会社をやめた直後です。

・残業時間を自分で記録をとっていること（メモでOK)

　→システムで管理しているのであれば退職前に印刷しておくとベスト。

・会社の契約書を確認して、残業代を支払わないと書かれていないこと

・残業代を請求する期間が現在よりさかのぼって２年以内であるか

　→２年以上をさかのぼって請求はできません。

・必要な情報（基本給与、残業代がいくらか、深夜残業の割増率）があること。

・給料明細がある（会社が正しく給与を支払っていなかったことがわかる）

・会社と交わした労働契約書があること（就業規則の書類は不要）

・基本的には自分で手続をする。

　→労働監督署はあくまでも「あきらかな労働法違反に対してのみ」動いてくれるのでまずは自分で手続をします。もし違反するような行為が行われていたとしても、客観的にみてそれが明らかじゃない場合はなかなか動いてくれません。

まずは労働基準監督署へ

厚生労働省の公式サイトを参照して最寄りの労働基準監督署を調べます。ニートであれば気ままに昼食を食べて漫画を買いにいくついでに行くくらいの気持ちで大丈夫です。

私は基本的に空いている平日の夕方を狙っていてていました。手続きにかかる時間は３０分〜６０分です。

まず、労働監督署についたら受付にしたがって「残業代未払の件で来た」と伝えて受付案内を済ませます。そのときに会社の住所や名前を書き込むように言われるので前の名刺を持参したりスマホで調べればいいです。とくに住所がわからなくても手続き上は問題ありません。私は事実茅場町の事務所のところで済ませましたから笑

さて、ここで必要になってくるのが上記の前提条件に書いた残業時間をメモったものが必要になります。あとは残業代は払わないと書いていないかを確認されるので労働契約書の提出を求められます。

あとは担当者と一緒に残業時間を元に指定のフォーマットに時間を記載します。このときに残業時間の計算方法とか請求の方法とか、それに必要な手続きも説明されます。

フレックスタイム制の場合にも残業代をもらえないと思いがちですが、法律で定めた労働時間である週40時間を超えて業務した場合には基本的に残業代は請求できます。

会社によってはホワイトボードに各社員の出勤時間と退勤時間を書いていたりすると思いますが、その場合はその退勤時刻の写真を撮っておくと証拠として使えます。

もしそれもない場合は、SuicaやPASMOなどの交通ICカード型定期の改札の通過時間を証拠として使用できますし、他に帰宅時にタクシーを利用したときの領収書の時間や、残業時に社内や取引先に送信した仕事関連のメール文のコピー、家族に「いまから帰る」のメール文もすべて証拠として使えます。実際に使いましたから間違いありません。